「孤虫症」真梨幸子

「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは…。

我が家の周辺にはカマキリが多い。
これまで南関東の結構自然が豊かな土地を転々と住んできたので様々な虫を見かける機会があったが、カマキリは年に1~2匹見かけたら良いほうで、余り馴染みのない虫というイメージだった。しかし、我が家の周りでは、秋口には日に2~3匹もカマキリを見かける。
……そのカマキリで驚いたのが、人に踏まれるかして潰れてしまったカマキリの脇に必ずといっていいほどウネウネと動いている黒いひも状の物体を見かけること。
カマキリの内臓部位なのか何なのか。そもそもカマキリというと、メスがオスを食べて……という話もあるから、実は黒いひも状の物体が本体で……なんてこともあるんじゃないか、なんてSFみたいな空想をしてみたりもした。
ネットで調べてみたところ、”ハリガネムシ”というカマキリにつく寄生虫で、驚くべきはこの”ハリガネムシ”が宿主であるカマキリから離れると、カマキリは死んでしまうらしいということ。これじゃ本当にハリガネムシが本体みたいだ。

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