「魚の祭」柳美里

過去の糸のもつれからほどけて聞こえてくる、ある不幸な家族の影と悲しみの声を、錬金術師のように巧みな言葉と情報とでたぐり寄せる、第37回岸田国士戯曲賞受賞の、注目の話題作。

3冊も4冊も立て続けに読んでいる私のほうが悪いのは充分に理解しているが、毎度毎度のギスギスした家族関係が出てくると、さすがにもうお腹いっぱいだ。

そういう意味で「静物画」の方が面白く読めた。
以前一度だけ見た邦画「櫻の園」みたいな感じの若い女子高生の繊細で淡い感じの物語だった。

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