- February 1, 2009
- Category: BOOK
「神菜、頭をよくしてあげよう」大槻ケンヂ
究極のイケメン・アイテムを手に入れ、奇跡的につまらない映画を探し、火を噴くストリッパーを礼賛。ドラッグ禁止を訴えて、時には、恋とはなんでしょう?なんて恋愛について論じたり。音楽活動、マニア本、ちょいエロ話、ぬいぐるみ愛、UFOについてなど、単行本未収録作品も含めた“のほほん”エッセイ44本。きわめておかしく、ときどきほろりな人気エッセイシリーズ、待望の文庫化。
『香菜(かな)、頭を良くしてあげよう』というのは、十数年前に筋肉少女帯が出した『レティクル座妄想』という秀逸なアルバムの中のとある曲の題名。
私が筋肉少女帯を聴くようになったのはこの『レティクル座妄想』が始まり。とりわけ、『香菜(かな)、頭を良くしてあげよう』を聴いた時に、何て良く出来た歌詞なんだろうと思った。
それは言葉や韻が優れているということではなく、また、啓発されるものがあるとかいい事言っているといった類のものでもない。
バカな少年がバカな少女を頭が悪いなりに一生懸命愛したいと思うという、そこはかとない哀しさが漂う情景がひしひしと感じられるというだけの歌詞。……ただ、これを「いい歌詞なんだよ。」と友達や恋人に紹介しても、何言ってるんだと全く理解してもらえなかったから、一般的には余りいい歌では無いのかも知れない。
この本の中でも出てきたが、ポプラ社の少年探偵団シリーズは私も子供の頃に愛読した。
現在もリニューアルして発売されているけれど、怪人二十面相と少年探偵団が登場する子供向けの二十数巻のみのシリーズで、装丁も大幅に変更されていたため、かつての思い入れのあるシリーズとは思えないシロモノになっている。
……と思ったら、先日本屋で文庫本の少年探偵団シリーズが出ているのを見かけた。カバー絵や挿絵は私が読んでいた時代のあの油絵調の重々しいやつ。現時点ではまだ5~6巻までの刊行なので、何処まで出るのか。
かつての少年探偵団シリーズは今でも実家の本棚に眠っているが、置き場所の関係もあり、コンパクトに手元に置いておくのに文庫本シリーズをというのもいい考えだ。
……ただ、やはり子供向けの二十数巻のみでは納得行かない訳だけど。


もみお(♂)


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